元歌舞伎ホストが社会復帰を目指すログ

毒にも薬にもならない思考の発露。

与沢翼「ブチ抜く力」要点まとめ

与沢翼氏に関しては世間に登場した当時の「秒速!ネオヒルズ族!」なイメージのままで割と停止していたが、本書を読んで、思っていた以上に地に足の付いた人物であると認識を新たにした。

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【個人的要点まとめ】

・自分が望むたった一つの結果のために魂を売る。その目標のためだけに時間、エネルギー、コストと自分が持てる全てを絞り出して投入する。もうこれ以上はやりたくないと思えるまでやり抜く 

・センターピンを捕まえること。ボーリングの真ん中にあるピン、それ一本を倒せば周り全部が倒れていくような物事の本質を見つける。

→これが本質ではないかと思えるものを見つけたらすぐに試してみる。それが間違っていたら止める。データを細かく取っていき、絶対にこれは確信が持てると思うようなセンターピンを見つけたのであれば後はひたすら継続する

・ひとつのセンターピンを設定したら最低3週間は続ける。3週間何かを続けることができたらその行為は習慣となり無意識に続けることができる。与沢氏自身も新しいことをやり始める時は3週間を最低の目安にしているらしい。センターピンを決めた後は「これで本当に合ってるのかな」などとは考えないでやり続ける。与沢氏は効果の検証もしばらく継続した後に行うとのこと

・安易に成功例に習おうとしない。自分こそが成功例になるのだという気持ちで取り組む

・安定というのは続かないようにできている。危機感を持って行動し続けた人だけが安定を維持できる 

・行動は一石二鳥だけでなく一石五鳥ぐらいを目指して取り組んでいく。例えば与沢氏の場合、Twitterの投稿は自分の考えが整理出来るだけでなく、フォロワー増加に繋がり、重要だと感じる教えを説くことで広告出稿の依頼も増える 

・幸せになるための条件は常に世の中の流れに乗ること 

・いかにして出会った人全員を味方につけるか。そしてどうやって相手に一目置かせることができるのか常に気を配る。他人の想定の範囲内に留まってはいけない。常人には想像もつかないようなアクションをとって驚かれることが大切。普通の人の考える斜め上の行動を取る。 

→例えば、営業マンが一軒一軒ファミリー向け物件を普通の見込み客をリストに営業していく中、与沢氏だったら爆買い中国人のような大富豪や投資家のファンドマネージャーなどの居場所を探してそれらの人と繋がり、恋人探しでも手伝いながら感謝されつつ強烈な情報でも添えて溶け込む方法を考え、最終的にワンフロアぶち抜きで全部買ってもらうといったやり方を目指すらしい 

・与沢氏の場合まずは情報収集を3週間全力でやるらしい。一週間ごとにステップを分割し徹底的にやっていく

・センターピンを掴むための3週間

1週目はまずは徹底的に情報を収集して業界の全体像を把握する

2週目は1週目に得た知識からセンターピンの推論を立てる

3週目は2週目までに得た情報からセンターピンを設定して実行していく

間違っていたらまた最初からやり直す。自分の決断に対して論理的にきちんと人に説明できるレベルかどうかを考える。センターピンが設定できたら徹底して一人突っ込みをしていく。自分のセンターピンを否定するような情報を見つけ出しそれに対して論理的に論破できる理由を考える。反論できないようであれば、まだ調べ尽くしていないことがあるということ

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個人的には、センターピンという表現は今まで自分の意識に無かった言葉で、イメージしやすく勉強になった。

しかし、最も考えさせられたのは、営業マンが一軒一軒ファミリー向け物件を普通の見込み客をリストに営業していくところを、与沢氏なら時間をかけて富豪などとの関係を築き、ワンパンチで状況をひっくり返すような大きな取引をするであろうという部分である。自分は正にちまちま営業マンマインドなので、結果的に最効率最高リターンを生む時間の使い方を改めて胸に刻みたいと思った次第である。

 

#でもやっぱ情報商材

#イメージ悪い

7年前、デニーズにいた君

本を読むのが趣味の一つで、読書メモ的なものを一応我流で取っているのですが、ブログ的なSomethingに残した方が生産的かつ思考も整理される気がして良いことずくめな気もするので、これから読んだ本の感想や要点などをまとめていければと思う。映画の感想とかも書いちゃうかも。

で、どこに書こうかなと思って、最近と言うにはあまりにも最近ではないほど最近人気なnoteとかにしようかなと思ったのですが、noteは改行の感じがあまり好きじゃないので、やっぱりはてなブログだなと。回帰します。

 

そして久々にこのブログを開いたら、最新の投稿が

 

 

 

「2015年現在、Macbook Airにおすすめの最強モバイルバッテリーはこれだ!」

 

 

 

めっちゃ浦島太郎。7年かー、重い。7年前の僕はデジタルガジェット紹介とかをやりたかったんやな。目が輝いとるわ。

 

ということで、7年後の僕がやっていきます。

 

 

#ちょっと楽しい

2015年現在、Macbook Airにおすすめの最強モバイルバッテリーはこれだ!

 

 

最近外出しながら作業する事が多くなったのですが、自分のMacbook Airは最新型の2011年製なので割ともうバッテリーの消耗が激しいんですよね。 

 

ファミレスとかで作業してても、すぐに悲鳴をあげ始めるっていう。おんぎゃー。

 

こちとらドリンクバーで粘り倒してやろうっていう小市民マインドで臨んでるのに、身内から急に敵が現れる訳じゃないですか。本能寺状態じゃないですか。困る訳です。

 

で、これはどうしたものかと。

 

しばし思案した結果、Macbook Air用のモバイルバッテリーと、ついでにiPhoneiPad共用のモバイルバッテリーをそれぞれ購入することにしました。というか、購入しました。

 

 

そして結論から申し上げますと、今回購入したプロダクツは

 

 

・完璧

 

 

でした。満足度高し。

 

 

これでデニーズでもサイゼリアでもジョナサンでも長時間粘り倒せます。いや、すんません、ポテトフライも頼みますから!!

 

 

ということで、購入に際しましてはネット上の皆様のレビューを参考にさせて頂いたので、実際に購入した今、一応自分もレビューを書いておこうかなと。

 

 

 

Macbook Air

 

 

まず、最終的に自分がMBA用に購入したのはこちらですね。

 

 

Advan Technology製のモバイルバッテリー

 

 

 

そしてMacbook Airに繋げる用のプラグ(これが無いとMacbookに充電出来ない。)

 

 

 

 

えー、この組み合わせ…

 

 

 

ド定番です!

 

 

 

Macbook Air モバイルバッテリー」とかでググるとまずこのAdvan Technology製のが出てくるし、amazonで探しても、現在、一番上に出てきます。

 

で、このAdvan Technology製の奴は2012年9月発売らしいので、ぶっちゃけちょっと古いので、「これはどうかなー、絶対もっと良いのあるだろー。」と穿った気持ちで見ていたのですが、最終的にはやはりこちらを購入していました。

 

 

そして繰り返しになりますが、完璧でした。この商品、この二つの組み合わせは。

 

 

・実際にファミレスで繋ぐの図 

 

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まぁそこそこデカいすね。MBAの奥行きと同じくらい。 まぁしょーがない。

 

 

さて、数多あるモバイルバッテリーの中からこのAdvan Technology製のものを選んだ理由としましては、

 

 

・価格の安さ

・なのに21000mAhという大容量

・使用レビュー、そして好評価が圧倒的に多かった

 

 

という点があげられます。

まず容量面に関してですが、21000mAhという数字もあんまりピンとこないと思うんですけれども、一体どれくらい充電出来るのかと言うと、大体自分のMacbook Air(mid 2011)が丸々1.25回分位充電出来ました。

 

充電料の多寡はそれぞれの端末の消費電力等で多少変動するのでしょうが、MBA丸々一回分くらいは大体充電出来ると思います。

 

2012年製でありながら、未だに現存するモバイルバッテリー界でもトップを走っているというのは素晴らしいですね。

 

 

 

 そして、そんなAdvan Technology製と並んで自分が最も悩んだのが、こちら。

 

 

 

サンワダイレクトの 「700-BTL017BK」です。

 

容量が23000mAh、重量はAdvan technology製が600gであるのに対し、40g軽い560g(メーカー表示)です。

 

現存するモバイルバッテリーの中では最も優れたスペックの製品だと思います。デザインも結構イケてる。

 

発売日も2014年の12月とほぼ最新型であり、新しいモノ好きの自分としてはかなり悩まされました。

 

が、自分の場合は結局、「価格」というファクターを重視してしまったので、先述のAdvan Technology製のものを購入するに至った次第です。

 

しかし、コストパフォーマンスを度外視するのであれば、数値上の性能面ではこちらの方が上回っていると考えられ、

 

 

「モバイルバッテリーなんて駄菓子感覚で買えるぜ!!ヒャッハー!!」

 

 

というアッパーなお方には迷わずこちらの700-BTL017BKをオススメしたいと考える次第です。

 

 

 

iPhoneiPad

 

Advan technology製のモバイルバッテリーでもiPhoneiPadを充電することはバッチリ可能なのですが、そちらはMBA専門のバッテリーにしたかったので、別途iPhoneiPad用のバッテリーも購入しました。

 

 

それがこちらですね。

 

 

 

 

これまた定番中の定番!!ド定番!!

 

 

「cheero Power Plus 3」!

 

 

こちらも素晴らしいプロダクトです。軽い、安い、大容量。電池はPanasonic傘下の三洋製のものを使用しており、国産という信頼度の高さもストロングポイント。

 

 

 

そしてそんなcheero Power Plus 3に対して悩んだのがこちら。

 

 

Anker製の 「Astro E5」

 

cheero Power Plus 3のものよりほんの少し値は貼りますが、16000mAhとより大容量です。 デザインもクールです。

 

現時点でのモバイルバッテリーに関してはcheero vs Ankerみたいな構図になっていますね。そして両者共にレベルが高いです。

 

 

で、こちらに関しては、正直、「どっちでも良いかなー。」と日和っておりまして。どっちでも間違いないしぃ。みたいな。

それでも最終的にcheero Power Plus 3を購入した要因は、他でもない。

 

かの有名なcheeroのダンボーバッテリー↓

 

 

 

 

に、憧れていたからだ!!

 

 

 

ダンボーの可愛い良いイメージがあったから、「cheeroの製品を使ってみたいなー。」とはずっと思ってて。今回遂に購入に至ったと。(ダンボーじゃないけど。)

 

これがブランディングって奴ですね。

 

 

えー、で、そんなcheero Power Plus 3はこんな感じです。

 

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重ねてみたの図。

 

 

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これ、自分の撮り方が悪くて、斜めから撮っちゃったからcheero Power Plus 3がiPad Air 2の半分位の大きさに見えるけど、実際はそこまで大きくないです。五分の二位。解りづらいか。

 

 

 

 

・【おまけ】

 

そして本題からは少し逸れるのですが、「2014年買って良かったもの!」系のブログとかで頻繁にとりあげられていたコチラ↓のAnker製の急速充電器も購入してみまして。

 

 

 

 

 

早いぜー!充電あっという間だぜー!!

 

 

 

という感じで悦に入っていたのですが、よくよく調べてみたら、

 

 

 

 

 

上位モデル出とる!!!

 

60ワッツ!!6ポート!!泣

 

 

ってかこれ、去年の11月から販売開始してるしー!!なんというケアレスミス!!節穴Eye!!

 

 

 

えー、皆様が商品をご購入されます際には、何とぞお気をつけ下さいませ。 

 

 

ということで、今回いくつかの製品を購入、使用してみたので、折角なのでレビューを書かせて頂きました。

 

末筆ながら皆様の製品ご購入の際に、比較、検討する上での一助となれば幸いで御座います。

 

 

(この項:了)

 

「作曲家サーフィン」のすゝめ。

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すゝめたい。オレは諭吉先生ばりにすゝめたい。「いや、君。それはちょっと、すゝめ過ぎじゃないか?」って嗜められる程度にはすゝめたい。

 

 

僕、「作曲家サーフィン」(と自分で勝手に名付けている行為)がスゴく好きなんですよ。

 

 

何言ってんだコイツっていう感じだと思うんですけど、まず、その「作曲家サーフィン」っていうのが何なのかというと、字面通りのことで、





 

・好きな作曲家が書いた曲を芋づる式に調べて聴いていく

 



 

というだけの極めてベーシックな行為でしてまぁ芋づる式という表現が何か良くないんですけれども。





例えば、良い小説を読んで、めちゃくちゃ面白かったとしたら、多分その作家の他の著書も読んでみたいって思うじゃないですか。で、調べるじゃないですか。読むじゃないですか。ファンになるじゃないですか。



 
それの作曲家バージョンですね。でもこれが、作曲家バージョンとなると、やっている人が意外と少ない気がするんですよ。

 


シンガーソングライターとか、自分達で曲を作っているバンドとかだと割と簡単じゃないですか。アルバムとかを追っていくっていう手段があるから。

 

でも、作曲家の場合はそこまで名前が前面に出てこないし、その作曲家を中心としたコンピレーションとかもそんなに出て無いので、実は好みの作曲家の他の楽曲ってチェック出来てないことが多い気がするんですよね。

 

折角自分の好みドンピシャ!みたいな曲を作ってくれているのに、知らないことが多いっていう。愛されてるのに愛せないみたいな。手の届く距離まで近付いて来てくれているのに掴めないみたいな。とにかくこれはお互いにハッピーじゃないと。




実際、自分の好きな曲を書いている作曲家さんが作った他の楽曲って言うのは、やはり自分の好みを捉えていることが多いです。経験上。

曲調とか、編曲のセンスがハマっているんでしょう。本当面白いくらいに自分の好みの曲と出会います。
 
「やっぱこの人の作る曲良いわ。天才かな?」というトランス。
 
 
 
更に、その作曲家が意外なアーティストとかに楽曲提供とかしてたりして、そしてそれが謎の良い曲だったりしてね。いつの間にか知らないアーティストと曲に出会ってたり。良いことづくめです。



僕に関して言えば、最早サーフィンどころか大分沖まで流されてますからね。

ラジオとか有線とかで流れている曲を聴いて、「あれ、この曲聞いた事無いけど、(メロディ)ライン的に◯◯さんじゃね?」で、実際当てますから。もはや勝手に同業者目線入ってますから。




ちなみに、僕が好きな作曲家の方は、コモリタミノル氏であったり、今をときめく前山田健一ヒャダイン)氏であったり、バリバリポップなチューンを書いてくれる人なんです。



ということで、良い曲と出会ったらまずは作曲者を調べてみると。
 
 
「この曲を作ったジーニアスは誰なん?」
 
 
まず頭の中で唱えてみると。




現代には幸いにしてそういった情報は溢れていますから。wikipediaなども有志の手によって手厚く編集されていますから、割と精度の高い情報が手に入ります。



そういう感じで、自分の好きな音楽というのをとにかく掘り下げまくって、段々尖っていって、エッジが効き過ぎて、しまいには世の中の潮流から外れて、いつの間にか周囲から石を投げつけられる存在になっていると。気をつけろ!!
 
 
 
 
(この項:了)

図書館を活用しない奴は人生の落伍者。

 

 

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どうも!!そんな人生の落伍者です!!ダブルピース!!
 
 
 
 
 

以前、水野敬也氏の著作、「夢を叶えるゾウ2」で、「図書館に行く事」の重要性が説かれている場面があって。
 
 

 
 

 ガネーシャっていうゾウの神様(この作品におけるシンボル的キャラクター)が言ってたんですけど、

 

 

 

「人類の悩みなんていうのは大体同じものなんや。本というのは人類がその悩みを解決するためにずっと蓄積してきたものなんやで。お前の悩みは人類史上初の悩みなん?」(意訳)


 

というような言葉で、つまり悩みを抱えたんならさっさと図書館に行ってこいや、と主人公が諭される場面があったのですが。



「なるほど、確かにそうだよな。」と思いながらも、実際に図書館に足を運ぶことは全くなかったのですが、つい最近、本を買う余裕もそんなに無いので思い立ったように地元の図書館を訪れてみまして。

 



 

驚愕しました。
 




「これ、全部無料(ただ)で借りてってイイの!?」

 



 

鼻水飛び出しました。それ程に、充実していた。さながら、初めてTSUTAYAに、いいや、そんな生温いもんじゃねぇ!!
 
初めて個室ビデオに入った時のような衝撃!宝島アゲイン!花太郎リメンバー!




自分の本棚にディスプレイされてあるような本も多く置いてありました。最早手元に置いておく必要は無いんじゃないかっていう。

 


今まで、節約だと思ってAmazonマーケットプレイスとかで購入してホクホク悦に入っていたけど、そんな自分はもうアホでした。





以下に図書館が素晴らしいと感じた点を。

 



 

・無料で二週間くらい借りられる。

 

まぁ図書館の機能としては当たり前の話だと思うのですが。改めて素晴らしいです。
貸し出し期間とかは場所にもよるのでしょうが、大体2週間程借りられるのではないでしょうか。一応延長とかも出来ます。
そして現在の大体の図書館はネット検索もネット予約も出来ます。検索して好きな著者の本とかが大量に蔵書されていたりするとテンションうなぎ上がり


 

・別に地元民じゃなくても借りられる

 

これ、自分がバカだったと思うんですけど、今まで自分が住んでいる場所の図書館しか利用出来ないと勝手に思い込んでいたんですよね。
 
で、地元の最寄りの図書館は正直しょぼい訳です。申し訳ないんだけど。貯蔵冊数がそんなに多くない訳です。
 
隣町の図書館は大きいのになーとか思ってたら、隣町の図書館でも余裕で借りられました。
公立図書館の存在意義というのは「国民への知識や教養の伝達である」という前提に立てば当たり前の話なのですが、僕は知らなかった。これは活用すべきですね。

 



・意外と新しい本も置いてある。

 

化石みたいな古い本ばっかりかと思いきや、新しい本も結構置いてあります。僕は2010年以降とかの比較的新しい本を借りている事が多いです。
 
ちなみに、古い本と新しい本は大体装丁で解ります。出版不況で「売るための努力」が多いに施された近年の本は、あきらかに10年以上前の本よりも装丁が洗練されています。
古典とかの、普遍的なテーマを扱っているもの以外は新しい本を選んだ方がより新しい知識を得られるかもしれません。




・これまで「興味はあるけど、買うまではなぁ…」と思っていた本をバシバシ借りられる。

 

これ、何気に一番ありがたい点だと思いました。
 
例えば、本屋とかでパラパラと本をめくってみて、目次を軽く読み流してみて、気になる箇所が一つだけあるとするじゃないですか。
 
「この部分、気になるなぁ。でも、これを読むためだけに一冊分のお金払うのもなぁ。かといって立ち読みするのもなぁ。」
 
と、僕なんかは大いなる小市民マインドを発揮して逡巡してしまうのですが、図書館だったら無料なのでバシバシ借りられます。

 

 

「本は投資。1カ所でも読みたい箇所があったら1000円以上払ってでも購入すべし。」
 

 

というようなブルジョワな理論も解るんですけど、何か勝手にイメージ的に大前研一が独特の手を動きを付けながらこれを語っている絵が思い浮かぶんですけど、
 
 
 

 
 
 
 
それもこれも先立つものが無ければ難しい訳です。
 
 
自分が出版不況に一役買っているのも解るんですけれども、如何せん難しい。
でも、図書館であればその点に関しては躊躇無く借りられると。ありがたい話です。



 

 

そんな所でしょうか。もっと早くに気がついていれば良かった。水野さん、すみません。「大抵の人間は本を読んでも変わらない。」水野さんの主張を地でいってしまった。
 

 

「夢をかなえるゾウ」という注目度の非常に高いコンテンツにおいて、「図書館を利用する」という、ともすれば真新しさのない話題を扱ったという点で、水野さんの中でも図書館を利用することの重要性というのは、余程伝えたい事柄だったのではないかと窺えます。



ということで、これからしばらく僕の本に対する行動指針としては、図書館に置いていないものを、リアル書店あるいはamazon等で購入する事になりそうです。



あとは、この図書館という機能が全て電子化してくれれば最高なのですが、流石にそれは利権を護るといった観点からも難しいでしょうか。




(この項:了)

左利きの天才に憧れてしばらく左手のみで生活してみた結果。

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それは純粋な憧れ
 
 
 
 
左利きってカッコよくないすか?(もし貴方が左利きならば羨ましさと恨めしさが同居した気持ちです。)

 

 

僕みたいな右利きで、amazonのベストセラー1位のラベルがついていると思わず購入してしまうような凡夫としては、左利きの異能感は羨ましく思える訳です。ズルい訳です。




実際、左利きの天才は多い。




歴史を紐解けば、ピカソモーツァルトレオナルド・ダ・ヴィンチ等が左利きであったと。現代で言えばビル・ゲイツも。そしてロベルト・カルロスモンスター級の左足の持ち主であったと。
 
 
 
 
 
あと、この間ちょっと思ったのは、「頭脳王」っていう、日本一の頭脳を持つ学生を決めるみたいな番組が日テレでやっていたんだけど、それを断片的に見ていて、左利きの割合が高いなと思った。左手で文字書いている選手が多かった。
 
 
 
ちゃんと録画してカウントとかはしてないんだけど、左利きの全人口に対する割合は9〜12%位らしいから、それを考えると割合として圧倒的に高かった。 少なくとも右利き9:左利き1という人口通りの比率ではなかった。
 

 

 

 

左利きに天才が生まれやすい理由なぜWhy?
 
 
 
 
 
仮説はいくつかあるみたいですが、その中でも説得力がありそうなのは、




・左手は想像や感覚を司る右脳と繋がっているため、感覚神経が鍛えられやすい(逆に右手は論理を司る左脳と繋がっており、思考や言語能力が優れるとも。)

 

・世の中の大抵の物や仕組みは人口の9割を占める右利きの人間を想定して作られているため、左利きの人間はそれらを活用するために毎回脳の中でトレーニングを行っている

 

 

 

などといった説でしょうか。これらは一般的にもよく知られている話だと思います。




※ちなみにどうでも良い話だけど、この間Galaxy note edgeを触って、これは完全に右利きのみを想定してデザインされているプロダクトやなと感じた。







しかしまぁ、改めてこれらの説を読んで思う事としては、






・何でオレ右利きやねん!






ということですね。オレもレフティーだったら毎回脳トレされて10年後のカレンダーの曜日とか一瞬で当てられたんちゃうんかと。
 
 
誰かが転んで床にマッチ棒をバラ撒いた時に、一瞬で数えて、
 
 
「98…」
 
「何がだ?」
 
「本数…」
 
「…あ、合ってる…!!」
 
 
 
みたいな展開になって周囲を驚かせられてたんちゃうんかと。

 





一つの社会実験

 

 

 

実はこれらの諸々の事柄を考えていたのは去年の話なのですが、その流れで去年は、






・ほぼ全ての作業を左手で行う





という個人的な実験に挑戦しました。例えばご飯食べるとき必ず左手使うとか。



※ちなみに、利き手ではない方でご飯を食べると、食べるのにちょっと時間がかかるから、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを抑制するダイエット効果もあるらしいぞ!





「これでオレも向こう側の住民権獲得、か。」と喜び勇んでやっていた訳だったのですが、結論から言うと、






・一ヶ月で止めました





うん、早かったですね。いや、一ヶ月ももたなかったかもしれない。それくらい早かった。
そして何故止めたのかというと、変化を感じなかったからとかではなくて、ある種の思考の変化があったからです。



 

それは、「今更左利きに矯正した所で、短所を補うだけで長所を伸ばす事に繋がらなくね?ということでした。

 

 




パラメータ論



人間のパフォーマンスというか、生涯で割り振れる能力のパイってある程度決まってるじゃないですか。

 

 

例えば今持っている能力がトータルで「10」だとして、仮にこれまで右利きで論理思考が鍛えられてて「論理10」だったとしたら、今更左利きに矯正して、「論理5、感覚5」になったとしても、それは果たして進化なのかと。お前全然尖っていないぞと。



仮に、能力がゼロサムではなくどんどん増えていくものだとして、「論理10、感覚5」になったとしても、それはつまり「論理15、感覚0」という選択肢を放棄している訳で。これ、どっちを選ぶのが正解なのかなって。



そう考えると、自分の場合はこれまでもそうだったんだし、論理や理屈が10で感覚が0という極端な形の方が良いのかなって。まぁ、僕の場合は論理1の感覚−9くらいなんでしょうけど。 
          

 

 



レベルは99までだ!



そんなことを考えていると、ドラクエとかに出てくる「スキル」というシステムが思い出される訳です。
 


 

 

ドラクエ8にはそれぞれのキャラクターに「スキル」という値を割り振っていってキャラクターを成長させていくシステムがあるですが、それぞれのキャラクターに割り振れるスキルの総量というのは決まっているんです。
 
 
例えば、剣スキルと槍スキルを極めたらブーメランと格闘を極められないとか。レベル99でもオールMAXは無理だった気がする。あとは「スキルの種」とかを使って無理矢理上げていくとか。確か。でもそれはドーピングなのでとりあえず無し。
 
 
つまり、スキルを満遍なく割り振っていくと、結果的にどのスキルも中途半端で、成長の後半に憶えられたはずの強力な特技とか呪文を一切憶えられない訳です。
そして生まれるのは中途半端な器用貧乏のバイプレーヤーで、全く使えません。魔王に蹂躙されます。世界救えません。

 

ということで、割り振れるスキルの総量が200だとしたら、4つのスキルに50ずつよりも、二つのスキルに100ずつの方が良い。可能ならば一つのスキルに200の極振りの方がもっと良いのかもしれない。




あっ、これってポケモン努力値とも一緒やん。今気付いた。


 

ということで、ドラクエ8のスキルシステムもポケモン努力値も、中々人間の本質をついていると思う訳ですね。
器用貧乏になるよりかは、何か一芸に特化した方が強いぜと。活躍出来るぜと。




ということで、話が若干スケールしましたが、左手を使ってご飯モグモグしている中で、「これ、もう止めた方が良いな。」と自分の中で結論が出ました。
 

 

右手に箸を持ち替えた僕は、再びスムーズにご飯を食べ始めるのでした。めでたしめでたし。


(この項:了)

 

音声検索vsキーボード〜頂上決戦〜

 
 
 
 
iPad Air2を購入してから、音声検索を多用するようになりまして。




だって、楽なんだもん!
 


 
一応、外付けのbluetoothキーボードとかも持っていて、 長文を入力する際にはそれを利用するのですが、ほとんどの場合はそんなbluetoothとか繋がっていないのでね。無理なんでね。



そうなると、必然的にiPadの標準キーボードで文字入力することになるのですが、これが結構面倒くさいんですよ。



一応キーボードは分割+フリックで、
 
 
 
 
 
 
 
iPhoneの操作に極力近づけてはいるものの、やはりそこはサイズ感が売りのiPadなんでね。薄くて軽いと言えども、片手で楽々文字が打てるiPhoneとは勝手が違う。



ということで、今まで何となく「実用的じゃねーわ。」と一方的に放置プレイしてきた音声検索を遂に試し始めた訳です。


※ちなみに、音声検索はGoogleの検索アプリとか、文字入力画面で表示されるキーボード上のマイクのマークをクリックしたら出来るぞ!うん、誰でも知ってるな!
 
 







そしてしばらく使ってみた結果。結論。


 
 


・音声検索、使える!!







例えば、思い浮かべてみて欲しい。iPadを使ってブラウジングしている最中、急に、フランス革命というキーワードが頭をもたげてきて、そのきっかけとなったバスティーユ牢獄襲撃」という歴史的事件について調べてみたくなったとする。そんなインテリジェントなハプニングが起きたとする。




これまでであれば、




バスティーユ牢獄襲撃ググってみよ…あっ!これiPadだから文字入力するの面倒くせーわ。よし、止めとこ!!」





とまぁ、こうなっていた訳です。一つの貴重な学びの機会を無駄にしました。





そしてその後、意中の異性に、「ねぇ〇〇君、バスティーユ牢獄襲撃ってどんな事件だったっけ?」とふいに尋ねられて、しどろもどろして、本来であれば知性をアピール出来たはずの千載一遇のチャンスをふいにする訳ですね。まぁそこまでは想像に難くない。





しかし、これからは違う。





Googleを開き、マイクのマークを一押しし、










一吠えだ!(遊戯王における海馬瀬斗ばりにだ!)



 
 
iPadはすぐさま結果を表示するだろう。そして、我々は新たな知識という可能性を得る事が出来る。





これは、一つの革命だーー





ということで、実際にキーボードで文字入力するのと音声検索するのではどれほどスピードの差が出るのかを計測してみた。



まずは従来型の文字入力。
 
 
 
 
「ば、す、て、ぃ、ー、ゆ‥」
 
 


 
 
 
 
 
 

結果、



8秒54
 


 
 
 
 

うん、意外と早い。というか、そもそもGoogle先生予測変換使えば楽だわ。「ばすてぃーゆ」でもう出てたわ。




ということで、続いて真打ち登場。音声変換。
 
 
 
 
 
 
 





ピコピコピコ‥ピコン!!





「バスローブ茂樹」







 
!!!
 
 

っざっけんなっっ!!どんな茂樹じゃゴラァァ!!


 

でも、間違いなく茂樹は細川茂樹だろう!バスローブと親和性が高い!!





ということで、気を取り直してTake2。




ピコピコピコ‥ピコン!! 
 
 
 
 
結果、




7秒04
 




 


ふははははは!やはり我が軍は圧倒的ではないか!!
 
 
 

とは言っても、そんな変わらんな実際。



ということで、検索スピードで言えば、一、二秒くらい音声検索の方が早いかもしれないけど、そこまでの差は無いのかもしれないということで。気持ちが大事やね。



そして油断すると、「バスローブ茂樹」状態になるから、全員気をつけろ!!