元歌舞伎ホストが社会復帰を目指すログ

毒にも薬にもならない思考の発露。

与沢翼「ブチ抜く力」要点まとめ

与沢翼氏に関しては世間に登場した当時の「秒速!ネオヒルズ族!」なイメージのままで割と停止していたが、本書を読んで、思っていた以上に地に足の付いた人物であると認識を新たにした。

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【個人的要点まとめ】

・自分が望むたった一つの結果のために魂を売る。その目標のためだけに時間、エネルギー、コストと自分が持てる全てを絞り出して投入する。もうこれ以上はやりたくないと思えるまでやり抜く 

・センターピンを捕まえること。ボーリングの真ん中にあるピン、それ一本を倒せば周り全部が倒れていくような物事の本質を見つける。

→これが本質ではないかと思えるものを見つけたらすぐに試してみる。それが間違っていたら止める。データを細かく取っていき、絶対にこれは確信が持てると思うようなセンターピンを見つけたのであれば後はひたすら継続する

・ひとつのセンターピンを設定したら最低3週間は続ける。3週間何かを続けることができたらその行為は習慣となり無意識に続けることができる。与沢氏自身も新しいことをやり始める時は3週間を最低の目安にしているらしい。センターピンを決めた後は「これで本当に合ってるのかな」などとは考えないでやり続ける。与沢氏は効果の検証もしばらく継続した後に行うとのこと

・安易に成功例に習おうとしない。自分こそが成功例になるのだという気持ちで取り組む

・安定というのは続かないようにできている。危機感を持って行動し続けた人だけが安定を維持できる 

・行動は一石二鳥だけでなく一石五鳥ぐらいを目指して取り組んでいく。例えば与沢氏の場合、Twitterの投稿は自分の考えが整理出来るだけでなく、フォロワー増加に繋がり、重要だと感じる教えを説くことで広告出稿の依頼も増える 

・幸せになるための条件は常に世の中の流れに乗ること 

・いかにして出会った人全員を味方につけるか。そしてどうやって相手に一目置かせることができるのか常に気を配る。他人の想定の範囲内に留まってはいけない。常人には想像もつかないようなアクションをとって驚かれることが大切。普通の人の考える斜め上の行動を取る。 

→例えば、営業マンが一軒一軒ファミリー向け物件を普通の見込み客をリストに営業していく中、与沢氏だったら爆買い中国人のような大富豪や投資家のファンドマネージャーなどの居場所を探してそれらの人と繋がり、恋人探しでも手伝いながら感謝されつつ強烈な情報でも添えて溶け込む方法を考え、最終的にワンフロアぶち抜きで全部買ってもらうといったやり方を目指すらしい 

・与沢氏の場合まずは情報収集を3週間全力でやるらしい。一週間ごとにステップを分割し徹底的にやっていく

・センターピンを掴むための3週間

1週目はまずは徹底的に情報を収集して業界の全体像を把握する

2週目は1週目に得た知識からセンターピンの推論を立てる

3週目は2週目までに得た情報からセンターピンを設定して実行していく

間違っていたらまた最初からやり直す。自分の決断に対して論理的にきちんと人に説明できるレベルかどうかを考える。センターピンが設定できたら徹底して一人突っ込みをしていく。自分のセンターピンを否定するような情報を見つけ出しそれに対して論理的に論破できる理由を考える。反論できないようであれば、まだ調べ尽くしていないことがあるということ

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個人的には、センターピンという表現は今まで自分の意識に無かった言葉で、イメージしやすく勉強になった。

しかし、最も考えさせられたのは、営業マンが一軒一軒ファミリー向け物件を普通の見込み客をリストに営業していくところを、与沢氏なら時間をかけて富豪などとの関係を築き、ワンパンチで状況をひっくり返すような大きな取引をするであろうという部分である。自分は正にちまちま営業マンマインドなので、結果的に最効率最高リターンを生む時間の使い方を改めて胸に刻みたいと思った次第である。

 

#でもやっぱ情報商材

#イメージ悪い